腕時計の豆知識:クロノグラフとは?人気なクロノグラフモデル19選!

2020年3月6日
腕時計の豆知識:クロノグラフとは?人気なクロノグラフモデル19選!

腕時計にはクロノグラフを装備したものがあります。これはストップウォッチの役割があるものです。普通の腕時計と違い特殊な手順を踏むことで、クロノグラフを機能させることができます。またクロノグラフはいくつかの派生構造も作られています。ここではクロノグラフの操作方法から派生構造をいくつか紹介するので理解しておきましょう。

クロノグラフとは?

30代 腕時計

 

2つのボタンを使い操作できる

クロノグラフはストップウォッチの役割を果たす機能です。これは使い方があるので知っておきましょう。使い方はシンプルでスタートとストップの他にリセットを操作するだけです。腕時計の本体2時の方向に専用のプッシュボタンが付属します。これを押すと時間の計測作業をスタートすることが可能です。さらにもう一度同じボタンを押すと計測がストップするシステムです。ストップ状態から再び計測をしたいときは同じボタンをもう一度押しましょう。基本的に2時の方向にあるボタン1つでスタートとストップを操作できます。

クロノグラフ

計測をリセットしたいときには4時の方向についているボタンを1回押します。注意点としてリセットをするときには必ず計測をストップした状態でする必要があります。そうしないと針ズレが起こってしまう可能性が高くなるので気をつけないといけません。

 

フライバッククロノグラフを知ろう

フライバッククロノグラフは通常のクロノグラフと違います。通常のクロノグラフだと計測を終了させる場合、ストップを押してからリセットを押す必要があります。フライバッククロノグラフは計測中でもリセットボタンを押して、すべての針をもとに戻せるのがメリットです。さらにリセットした後すぐに再度計測をすることができます。この機能を利用すれば経過タイムを同時に測定することも可能です。

 

複数のライップタイムを測定できるスプリットセコンド

通常のクロノグラフを進化させたのがスプリットセコンドクロノグラフという機能です。これはスタートボタンを押すと2つの針が同時に動きます。スプリットボタンというものがついていて、押すと1本の秒針だけを止める事が可能です。もう一回同じボタンを押すともう1つの秒針を止める事ができるシステムです。2種類のラップタイムを測定したいときに使えるでしょう。

おすすめなクロノグラフ時計

【世界初の技術と共に!ロレックスのクロノグラフ搭載モデル3選】

Rolex Cosmograph Daytona_116500LN White

王冠のマークが目印のロレックスは、1905年に創業しました。1926年にはケースに裏蓋をねじ込んで防水性を高めたオイスターケースを生み出します。1931年にゼンマイを自動で巻くパーペチュアル機構を開発しました。その後、1945年に世界で初めて日付表示窓を搭載したモデルを発表します。1963年に誕生したコスモグラフ デイトナは、カーレーサー向けに作られたシリーズです。ここでは、ロレックスの最先端技術を取り込んだコスモグラフ デイトナの注目モデルを紹介していきます。

 

■コスモグラフ デイトナ 116500LN-0001

Rolex 116500LN White

コスモグラフ デイトナ 116500LN-0001の仕様:

直径:40mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー4130)

パワーリザーブ:約72時間

防水:10気圧(100m)

 

ホワイトの文字盤にブラックのカウンターを組み合わせたモデルです。インデックスと針には夜光塗料を使用しています。クロノグラフは、8分の1秒単位で計測可能です。30分積算計は、3時の位置で12時間積算計は9時の位置についています。セラクロム製のベゼルは、速度計測に便利なタキメーター付きです。オイスタースチール製のブレスレットは、5mm程度なら長さ調節できます。

 

■コスモグラフ デイトナ 116519LN

Rolex 1116519LN-0024

コスモグラフ デイトナ 116519LNの仕様:

直径:40mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 4130)

パワーリザーブ:約72時間

防水:10気圧(100m)

 

スチールの文字盤にブラックのカウンターを組み合わせたモデルです。日付表示窓はついていません。クロノグラフ機能は、8分の1秒単位で計測可能です。30分積算計は3時の位置で、9時の位置に12時間積算計を搭載しています。ケースに使っているのは、ホワイトゴールドです。超弾性メタルブレードをエラストマーでコーティングしたオイスターフレックスブレスレットは、軽くて防水性も高くなっています。

 

■コスモグラフ デイトナ 116506A

Rolex 116506A

コスモグラフ デイトナ 116506Aの仕様:

直径:40mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 4130)

パワーリザーブ:約72時間

防水:10気圧(100m)

 

2014年頃に登場したモデルです。アイスブルーの文字盤とカウンターが大きな特徴としてあげられます。インデックスに使用しているのは、ダイヤモンドです。ケースとブレスレットの素材には、クロノグラフ搭載モデル初のプラチナを使用しています。

 

【NASAも認める!オメガのクロノグラフ搭載モデル4選】

オメガは、1848年にスイスで創業しました。オメガという名前の由来は1894年に誕生したムーブメントからきています。スピードマスターは、1957年にカーレーサーのために作られたシリーズです。ここでは、NASAに認められたスピードマスターの注目モデルを紹介していきます。

 

■スピードマスター ムーンウォッチプロフェッショナル 311.33.42.30.01.001

Omega 311.33.42.30.01.001

スピードマスター ムーンウォッチプロフェッショナル 311.33.42.30.01.001の仕様:

直径:42mm

ムーブメント:手巻き(キャリバー オメガ1861)

パワーリザーブ:約48時間

防水:5気圧(50m)

 

月面着陸プロジェクトに向けてNASA(アメリカ航空宇宙局)が、1964年に実施した耐久テストで唯一合格したのがオメガのスピードマスターでした。1965年以降は、NASAの公式腕時計に認定されています。ムーンウォッチプロフェッショナルのムーブメントは、無重力空間でも動かしやすい手巻き式です。30分積算計と12時間積算計を搭載しています。311.33.42.30.01.001は、ブラックの文字盤にホワイトの針とインデックスを組み合わせたモデルです。ブラックのベゼルには、速度計測に便利なタキメーターがついています。ストラップは、ブラックのレザーストラップをはじめNATOストラップと宇宙飛行士仕様ストラップの3種類です。ブレスレット交換用の道具も一緒に入っています。

 

■スピードマスター ムーンウォッチプロフェッショナル 311.30.42.30.01.005

Omega 311.30.42.30.01.005

スピードマスター ムーンウォッチプロフェッショナル 311.30.42.30.01.005の仕様:

直径:42mm

ムーブメント:手巻き(キャリバー オメガ1861)

パワーリザーブ:約48時間

防水:5気圧(50m)

 

2014年頃に登場したモデルです。ブラックの文字盤にホワイトの針とインデックスを組み合わせています。ブラックのベゼルは、タキメーター付きです。ケースとブレスレットは、ステンレススチールでできています。

 

■スピードマスター レーシング 329.30.44.51.04.001

Omega 329.30.44.51.04.001

スピードマスター レーシング 329.30.44.51.04.001の仕様:

直径:44.25mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー オメガ9900)

パワーリザーブ:約60時間

防水:5気圧(50m)

 

スピードマスターは、当初カーレーサー向けに作られました。レーシングは、スピードマスターの中でも初代のデザインに近づけたシリーズです。329.30.44.51.04.001は、ホワイトの文字盤にブラックのカウンターを組み合わせたモデルです。針とインデックスには、夜光塗料を使用しています。クロノグラフ針の先端がオレンジになっているところも大きな特徴です。スモールセコンドは、9時の位置にあります。60分積算計と12時間積算計は、3時の位置です。ブラックのベゼルには、タキメーターを搭載しています。

 

■スピードマスター ムーンウォッチ コーアクシャル 311.92.44.51.01.004

Omega 311.92.44.51.01.004

スピードマスター ムーンウォッチ コーアクシャル 311.92.44.51.01.004の仕様:

直径:44.25mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー オメガ9300)

パワーリザーブ:約60時間

防水:5気圧(50m)

 

「スピードマスター ダークサイドオブザムーン」は、ブラックセラミックのケースとブラックのレザーストラップが特徴的なシリーズです。アポロ8号の宇宙飛行士の活躍からインスピレーションを得ています。311.92.44.51.01.004の別名は「スピードマスター ダークサイドオブザムーン ピッチブラック」です。ブラックの文字盤に蛍光グリーンの色合いは、夜に地球を照らす月のイメージになっています。スモールセコンドは9時の位置で、60分積算計と12時間積算計は3時の位置です。ベゼルには、タキメーターがついています。機械式時計は、通常3年から5年に1回オーバーホール(分解掃除)をしなければなりません。このモデルに使用しているムーブメントは、摩耗が少なく壊れにくいコーアクシャル機構を取り入れています。

 

【タグ・ホイヤーのクロノグラフ搭載モデル3選】

TAG Heuer Carrera CAS2111.FC6292

タグ・ホイヤーは、1860年に創業しました。1887年にクロノグラフをスタート及びストップするのに必要な「振動ピニオン」を開発します。1916年には、100分の1秒単位で計測できる機械式ストップウォッチの開発に成功します。その結果、オリンピックの公式時計に選ばれることになっています。1969年にはブライトリングハミルトンなどと協力して、自動巻きクロノグラフムーブメントを生み出しています。タグ・ホイヤーには「カレラ」や「フォーミラ1」などカーレースにゆかりのあるシリーズが多く存在します。ここでは、カーレース由来のシリーズでクロノグラフを搭載しているモデルを紹介していきます。

 

■カレラ CBK2115.BA0715

Tag Heuer CBK2115.BA0715

カレラ CBK2115.BA0715の仕様:

直径:41mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー16)

パワーリザーブ:約42時間

防水:10気圧(100m)

 

カレラは、1963年に誕生しました。伝説のカーレースと言われている「カレラ パンアメリカーナ メキシコ」に影響を受けたシリーズになっています。CBK2115.BA0715は、ブルー文字盤にホワイトの夜光塗料を塗った針とインデックスが特徴的なモデルです。針とインデックスは、ピンクゴールドの縁取りになっています。クロノグラフは、4分の1秒単位で計測可能です。30分積算計は12時の位置で、6時の位置に12時間積算計がついています。日付表示窓は、3時の位置です。ステンレススチール製のケースと滑らかなスムースベゼルが落ち着いた印象を与えます。

 

■カレラ CV2A1R.BA0799

Tag Heuer CV2A1R.BA0799

カレラ CV2A1R.BA0799の仕様:

直径:43mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー16)

パワーリザーブ:約42時間

防水:10気圧(100m)

 

CV2A1R.BA0799は、ブラックの文字盤にホワイトの針とインデックスを組み合わせたモデルです。針とインデックスには、夜光塗料を使用しているので暗い場所で緑色に光ります。クロノグラフは、4分の1秒単位で計測可能です。12時の位置に30分積算計と6時の位置に12時間積算計がついています。日付と曜日を表示するのは、3時の位置です。固定式ベゼルには、タキメーターがついています。

 

■フォーミュラ1 CAZ101E.FC8228

Tag Heuer CAZ101E.FC8228

フォーミュラ1 CAZ101E.FC8228の仕様:

直径:43mm

ムーブメント:クォーツ

防水:20気圧(200m)

 

タグ・ホイヤーは、1970年代に自動車メーカー以外で初めてモーターレースのスポンサーになりました。マクラーレンレーシングチームのスポンサーに就任した翌年の1985年にフォーミュラ1を発表します。CAZ101E.FC8228は、オパーリン製のブラックの文字盤に夜光塗料を塗った針とインデックスが特徴的なモデルです。ナイロン製のストラップには、赤い糸で刺しゅうを施しています。10分の1秒計は、6時位置です。30分積算計は10時の位置で、スモールセコンドは2時の位置についています。ブラックのベゼルは、タキメーター付きです。ケースとベゼルは、ステンレススチールとアルミニウムを使っています。

 

【歴史的なモデルに敬意を!セイコーのクロノグラフ搭載モデル3選】

Seiko SBXB109

セイコーは、1881年に輸入時計を販売する会社として創業しました。1899年には、国産初の腕時計「ローレル」を開発しています。1969年にセイコーは、世界で初めて電池で動くクォーツ時計を発表したことで腕時計の歴史を大きく変えました。ここでは、セイコーの歴史を変えた「アストロン」「ローレル」をオマージュしたシリーズの注目モデルを紹介していきます。

 

■腕時計の革命家!セイコーの技術

1969年に世界初のクォーツ腕時計を発表したセイコーは、1975年にはストップウォッチ機能を搭載した多機能デジタルウォッチを発表しています。その後のセイコーは、クォーツ時計の開発を中心にしていましたが、1998年にゼンマイで動く機械式の製造を再開しました。現在は、機械式時計の力強さとクォーツ時計の精度を併せ持った「スプリングドライブ」を含めた3種類のムーブメントがあります。

 

■アストロン SBXB009

Seiko SBXB009

アストロン SBXB009の仕様:

直径:44.6mm

ケースの厚さ:13.3mm

ムーブメント:ソーラー充電(キャリバー 8X82)

駆動時間:フル充電時は約6か月

防水:10気圧(100m)

 

セイコーは、1969年に世界初のクォーツ時計「クォーツ アストロン」を生み出しました。2012年に登場したアストロンは、世界で初めてGPSソーラーを搭載したシリーズになります。SBXB009は、2014年に登場したモデルです。ケースとブレスレットは、ブラック硬質コーティングをしたチタンを使用しています。クロノグラフは、5分の1秒単位で計測可能です。60分計は2時の位置で、6時間積算計は6時の位置になっています。ワールドタイムは、40ヶ国対応です。GPS機能を搭載しているので、ボタンひとつでタイムゾーンを修正することもできます。

 

■アストロン エグゼティブライン8Xシリーズ SBXB129

Seiko SBXB129

アストロン エグゼティブライン8Xシリーズ SBXB129の仕様:

直径:46.1mm

ケースの厚さ:14.3mm

ムーブメント:ソーラー充電(キャリバー 8X82)

防水:10気圧(100m)

 

SBXB129は、2017年にアストロンシリーズ発売5周年を記念して登場したモデルのひとつです。ブラックの文字盤にシルバーのチタン製ケースを組み合わせています。クロノグラフは、5分の1秒単位で6時間まで計測可能です。GPS衛星電波を受信して自動で時刻を修正します。ベゼルに搭載しているのは、速度計測に便利なタキメーターです。サファイヤガラスを使ったベゼルはアストロンで初めてになります。

 

■プレサージュ SARK009

Seiko SARK009

プレサージュ SARK009の仕様:

直径:42mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 8R48)

パワーリザーブ:約45時間

防水:10気圧(100m)

 

セイコーは、1913年に国産初の腕時計「ローレル」を発表しました。プレサージュは、日本製自動巻きムーブメントを搭載したシリーズになります。ブラックの文字盤が印象的なSARK009は、2017年頃に登場したモデルです。デザインは「ローレル」が基になっています。スモールセコンドは3時の位置です。30分積算計は9時の位置で、12時間積算計は6時の位置になっています。

【スイス発祥だがスイスらしくない?IWCのクロノグラフ搭載モデル3選】

IWC Portofino Watches

IWCは、1868年にスイス北部のドイツ国境に近いシャフハイゼンで創業しました。創業者は、アメリカ人で正式名称はInternational Watch Company(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)です。クラシカルで上品なデザインが特徴のポートフィノは、1984年に登場しました。地中海式ののんびりとした生活をイメージしています。IWCは現在リシュモングループの所属です。古くから近代的な製造に力をいれているので、コストパフォーマンスが高いブランドになっています。ポートフィノは、IWCのエントリーモデルの中でも人気があります。ここでは、ポートフィノの腕時計で、クロノグラフを搭載したモデルを紹介していきます。

 

■ポートフィノ クロノグラフ IW391007

IWC IW391007

ポートフィノ クロノグラフ IW391007の仕様:

直径:42mm

ケースの厚さ:13.6mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 75320)

パワーリザーブ:約44時間

防水:3気圧(30m)

 

2012年頃に登場したモデルです。シルバーメッキの文字盤にロジウムメッキのインデックスを組み合わせています。30分積算計は12時の位置で、12時間積算計は6時の位置です。日付と曜日は、3時の位置に表示します。ケースはステンレススチール製です。ダークブラウンのアリゲーターストラップが落ち着いた雰囲気を生み出しています。

 

■ポートフィノ クロノグラフ IW391020

IWC IW391020

ポートフィノ クロノグラフ IW391020の仕様:

直径:42mm

ケースの厚さ:13.6mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 75320)

パワーリザーブ:約44時間

防水:3気圧(30m)

 

2015年頃に登場したモデルです。シルバーメッキの文字盤にゴールドの針とインデックスを組み合わせています。日付と曜日を表示するのは、3時の位置です。スモールセコンドの他に30分積算計と12時間積算計がついています。ケースは18Kレッドゴールドでストラップは、ダークブラウンのアリゲーターレザーです。ケースの後ろには、イタリアの町並みが描かれています。

 

■ポートフィノ クロノグラフ IW391031

IWC IW391031

ポートフィノ クロノグラフ IW391031の仕様:

直径:42mm

ケースの厚さ:13.6mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 75320)

パワーリザーブ:約44時間

防水:3気圧(30m)

 

2019年頃に登場したモデルです。シルバーメッキの文字盤にゴールドの針とインデックスを組み合わせています。文字盤上に表示しているのは、30分積算計と12時間積算計です。日付と曜日は、3時の位置に表示します。ケースは、ステンレススチール製です。ブラックのアリゲーターストラップは、ダークブラウンとは違った雰囲気を生み出しています。

 

【シリーズで異なる世界観!ハミルトンのクロノグラフ搭載モデル4選】

Hamilton Navy Watches

ハミルトンは、1892年にアメリカのペンシルバニア州で創業しました。2003年に本社と製造拠点をスイスに移しています。ハミルトンは、世界初の電池式腕時計を1957年に発表しました。1970年には、発光ダイオード(LED)式のデジタルウォッチを世界で初めて発表しています。現在はスウォッチグループの所属です。上から数えて3番目にあたるミドルレンジを担当しています。アメリカンスピリッツが息づいたハミルトンの腕時計は、デザインが豊富です。ここでは、ハミルトンの人気シリーズでクロノグラフを搭載したモデルを紹介していきます。

 

■ベンチュラ クロノ クォーツ H24432751

Hamilton H24432751

ベンチュラ クロノ クォーツ H24432751の仕様:

ケースサイズ:32.3mm×50.3mm

ムーブメント:クォーツ(キャリバー 251.474)

防水:5気圧(50m)

 

1957年に登場したベンチュラは、世界初の電池式腕時計です。三角形に近い盾形のケースデザインは、1957年依頼ほとんど変わっていません。H24432751は、2019年に登場したモデルです。ホワイトの文字盤にブラックのカウンターを組み合わせた「パンダダイヤル」が目を引きます。10分の1秒計は、2時の位置で30分積算計10時の位置です。日付の表示は、4時の位置になります。

 

■ジャズマスター オート クロノ H32586181

Hamilton H32586181

ジャズマスター オート クロノ H32586181の仕様:

直径:42mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー H-21)

パワーリザーブ:約60時間

防水:10気圧(100m)

 

2019年頃に登場したモデルです。ブラックの文字盤にシルバーの針とインデックスを組み合わせています。30分積算計は12時の位置で、12時間積算計は6時の位置です。スモールセコンドは、9時の位置についています。ケースとブレスレットは、ステンレススチール製です。ケースは、シースルーバック構造でムーブメントのブリッジ部分はHの形になっています。

 

■ジャズマスター オート クロノ H32596151

Hamilton H32596151

ジャズマスター オート クロノ H32596151の仕様:

直径:42mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー H-21)

パワーリザーブ:約60時間

防水:10気圧(100m)

 

2012年頃に登場したモデルです。シルバーの文字盤にクル・ド・パリと呼ばれるギョーシェ彫りを施しています。30分積算計は12時の位置で、12時間積算計は6時の位置です。日付は4時の位置に表示します。ステンレススチール製のブレスレットは、コマが横に5つ並んだタイプです。コマの数が多いので、腕に馴染みやすくなっています。

 

■カーキ アビエーション パイロット パイオニア クロノクォーツ H76522131

Hamilton H76522131

カーキ アビエーション パイロット パイオニア クロノクォーツ H76522131の仕様:

直径:41mm

ムーブメント:クォーツ(キャリバー G10.211)

防水:10気圧(100m)

 

カーキのデザインは、軍用時計をベースにしています。種類はアウトドアに向いた「フィールド」と水に強い「ネイビー」とパイロット向けに作った「アビエーション」の3つになります。H76522131は、2019年に登場したモデルです。1970年代のデザインがベースになっていて、落ち着いた色合いがクラシカルな印象を与えます。スモールセコンドは、6時の位置で、30分積算計は10時の位置です。アラビア数字のインデックスに注射器型の針を組み合わせています。

 

【スイスの国旗を掲げて!ティソのクロノグラフ搭載モデル3選】

Tissot Watches

ティソは、1853年にスイスの北西部でフランス国境に近いル・ロックルで創業しました。1930年に世界初の耐磁性腕時計を発表します。1976年から現在のブランドロゴを使用しています。スイス国旗の模様をブランドマークに使用しているのは珍しいケースです。ティソは、現在スゥォッチグループに加入しています。ムーブメント専門メーカーであるETA社のムーブメントを採用しているので、コストパフォーマンスが高くなっています。ここでは、ティソの腕時計でクロノグラフ機能を搭載したものを紹介していきます。シリーズによって異なるデザインに注目してください。

 

■T-クラシック クチュリエ オートマティック クロノグラフ T035.614.11.031.00

Tissot T035.614.11.031.00

T-クラシック クチュリエ オートマティック クロノグラフ T035.614.11.031.00の仕様:

直径:43mm

ケースの厚さ:14mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー ETA A05.H21)

パワーリザーブ:約60時間

防水:10気圧(100m)

 

2018年頃に登場したモデルです。ケースから文字盤までシルバーで統一したデザインは、重厚感があります。12時の位置は30分積算計で、6時の位置は12時間積算計です。日付と曜日は、3時の位置に表示します。文字盤の一番外側(インナーベゼル)に搭載しているのは、速度計測に便利なタキメーターです。シースルーバック構造になっているので、ケースの裏側からムーブメントの動きがしっかりと見えます。

 

■T-クラシック トラジション T063.617.36.037.00

Tissot T063.617.36.037.00

T-クラシック トラジション T063.617.36.037.00の仕様:

直径:42mm

ケースの厚さ:11.1mm

ムーブメント:クォーツ(キャリバー ETA G10.211)

防水:3気圧(30m)

 

2012年頃に登場したモデルです。ホワイトの文字盤にゴールドの針とインデックスを組み合わせています。クロノグラフは、10分の1秒単位で計測可能です。30分積算計は10時の位置で、スモールセコンドは6時の位置についています。ケースはステンレススチール製です。ローズゴールドでコーティングしているので、高級感あふれるデザインになっています。

 

■T-スポーツ PRC200 T055.427.16.017.00

Tissot T055.427.16.017.00

T-スポーツ PRC200 T055.427.16.017.00の仕様:

直径:43mm

ケースの厚さ:16.3mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー C01.211)

パワーリザーブ:約45時間

防水:20気圧(200m)

 

ケースバックとリューズは、ねじ込み式になっているので防水性が高くなっています。PRCは、Precision(高精度)・Robust(堅牢)・Classic(古典的)の頭文字です。T055.427.16.017.00は、シルバーの文字盤にブラックで縁取りした針とインデックスを組み合わせたモデルです。針とインデックスには、暗い所で光る塗料を塗っています。30分積算計は12時の位置で、6時間積算計は6時の位置です。日付表示窓は、3時の位置に付いています。文字盤の一番外側(インナーベゼル)についているのは、タキメーターです。ブラウンの牛革には、アリゲーターの模様が描かれています。

 

【シチズン クロノグラフ4選】

Citizen CC4004-58E

シチズンは「懐中時計を国産化したい」というおもいから1918年に創業しました。1976年に世界初のアナログ式太陽電池ウォッチ「クリストロン ソーラーウォッチ」を発表します。2011年には、人工衛星から時刻情報を受信して自動で時刻や日付を調整する光発電式時計も登場しました。ここでは、華やかさと使いやすさを兼ね備えたアテッサの注目モデルを紹介していきます。

 

■シチズンの技術

シチズンは、1976年に世界で初めてアナログ式光発電時計を発表しました。現在は太陽光や部屋の光を動力源に変えるシチズンの技術を「エコ・ドライブ」と呼んでいます。太陽光で動くエコ・ドライブは、1996年に腕時計で初めて「エコマーク商品」に選ばれました。2014年に時計業界で初めて「エコマークアワード 金賞」を受賞しています。

シチズンは、1993年に世界で初めて他局受信型電波時計を発表しました。1996年には光発電システムと電波受信機能を組み合わせたモデルを発表して、2011年には光発電衛星電波時計を発表しています。シチズンは、電波を受信して自動で時刻を調整するモデルが主流です。モデルによって電波の受信先が異なるので、事前に確認することをオススメします。

 

■アテッサ CA4390-55E

Citizen CA4390-55E

アテッサ CA4390-55Eの仕様:

直径:41mm

ケースの厚さ:11.6mm

ムーブメント:ソーラー充電(キャリバーB620)

駆動時間:フル充電時約9か月

防水:10気圧(100m)

 

アテッサは、イタリア語で「予感」「期待」という意味です。「エレガンス」と「スポーティ」を兼ね備えたデザインが魅力になります。CA4390-55Eは、マットブラックの文字盤が特徴的なモデルです。針とインデックスには、蛍光塗料を塗っています。24時間は3時の位置で、日付表示窓は4時と5時の間の部分です。クロノグラフは、5分の1秒単位で60分まで計測できます。ケースとブレスレットは、スーパーチタニウム製です。耐ニッケルアレルギーの処理も施しているので、金属アレルギーがおこりにくくなっています。

 

■アテッサ AT8044-56E

Citizen AT8044-56E

アテッサ AT8044-56Eの仕様:

直径:41.5mm

ケースの厚さ:9.7mm

重さ:84g

ムーブメント:ソーラー充電(キャリバー H804)

駆動時間:パワーセーブ時10か月

防水:10気圧(100m)

 

2013年頃に登場したモデルです。ブラックの文字盤にデュラクトDLC(ダイヤモンドライクカーボン)を施したスーパーチタニウム製のケースを組み合わせています。クロノグラフは、20分の1秒単位で計測可能です。20分の1秒計は6時の位置で、60分計は12時の位置についています。ワールドタイムは、世界26都市対応です。日本・中国・アメリカ・ヨーロッパの電波局から発する電波を受信して自動で時間を合わせます。

 

■アテッサ CA4390-55A

Citizen CA4390-55A

アテッサ CA4390-55Aの仕様:

直径:41mm

ムーブメント:ソーラー充電(キャリバー B620)

駆動時間:パワーセーブ時約9か月

防水:10気圧(100m)

 

2018年頃に登場したモデルです。ホワイトの文字盤にホワイトのチタン製ケースを組み合わせています。クロノグラフは、5分の1秒単位で計測可能です。3時の位置には24時間計がついていて、日付は4時と5時の間に表示します。

 

■アテッサ CA4394-54E

Citizen CA4394-54E

アテッサ CA4394-54Eの仕様:

直径:41mm

ケースの厚さ:11.6mm

重さ:94g

ムーブメント:ソーラー充電(キャリバー B620)

駆動時間:パワーセーブ時約9か月

防水:10気圧(100m)

 

2018年頃に登場したモデルです。ブラックの文字盤にグレーのカウンターが目立つデザインになっています。クロノグラフは、5分の1秒単位で60分まで計測可能です。3時の位置には24時間計を搭載しています。

 

【デジタルだけではない!カシオのクロノグラフ搭載モデル2選】

Casio G-Shock MTG-B1000TF-1AJR

カシオの創業は1946年です。小型計算機やパーソナル電卓を生み出して、1974年には世界で初めてオートカレンダーを搭載した電子腕時計を発表しました。G-SHOCKなどデジタル表示の時計が多い中、アナログ表示を取り入れたモデルもあります。ここでは、アナログ表示でクログラフ機能を楽しめるモデルを紹介していきます

 

■スマートフォンともつながる!カシオの技術

カシオは「タフソーラー」というソーラー充電システムを利用することが多くなっています。タフソーラーは、蛍光灯なおのわずかな光も動力源に変えます。Bluetoothを使ってスマートフォンと連携できるモデルも数多くあります。ワールドタイムやアラーム設定が、スマートフォンの画面上でできます。モデルによってスマートフォンの位置情報などを基に自動で時刻調節することも可能です。スマートフォンの場所がわからなくなったときは、腕時計のボタンを押すてスマートフォンを鳴らすこともできます。

 

■エディフィス EQB-800DB-1AJF

Cazio EQB-800DB-1AJF

エディフィス EQB-800DB-1AJFの仕様:

直径:49.2mm

ケースの厚さ:13.1mm

重さ:199g

ムーブメント:ソーラー充電

駆動時間:約5か月(パワーセービング状態の時は約25か月)

防水:10気圧(100m)

 

モータースポーツをイメージしたエディフィスは、2000年に登場したシリーズです。当初は海外で展開していましたが、2009年以降は日本で扱うようになっています。EQB-800DB-1AJFは、2017年に登場したモデルです。ブラックの文字盤にステンレススチール製のケースとブレスレットを合わせています。

クロノグラフは、20分の1秒単位で24時間まで計測可能です。ブルーのベゼルには、速度計測に便利なタキメーターを搭載しています。スマートフォンと連携すると自動で時刻の修正やワールドタイムの設定が可能です。スマートフォンに届いたメールの確認もできます。EQB-800シリーズは、ラップタイム計測時に目標タイムとの差を表示する「ターゲットタイムインジケーター」を搭載しています。スマートフォンと連携した機能を使うためには、専用のアプリをダウンロードする必要があります。

 

■G-SHOCK G-STEEL GST-B100D-2AJF

Casio GST-B100D-2AJF

G-SHOCK G-STEEL GST-B100D-2AJFの仕様:

直径:53.8mm

ムーブメント:ソーラー充電

駆動時間:約5か月(パワーセービング状態の時は約24か月)

防水:20気圧(200m)

 

G-SHOCKは「落としても壊れない腕時計」として1983年に誕生しました。G-STEELはケースやブレスレットにステンレススチールを使っています。GST-B100DはG-STEELで初めてアナログ表示のクロノグラフを採用しました。ブルーの文字盤が特徴的なGST-B100D-2AJFは、2018年頃に登場したモデルになります。クロノグラフは、1秒単位で24時間まで計ることが可能です。ボタン操作でストップウォッチ機能やタイマー機能に切り替えることができます。スマートフォンと連携することも可能です。自動時刻修正やワールドタイムの設定などができます。

 

 

種類により使い方には注意が必要!

高級時計

クロノグラフは2つのボタンを使用してストップウォッチを機能させる事ができる腕時計です。これは特定のクロノグラフを使う場合は扱いに注意しなければいけません。手順を間違えると針ズレが起こりやすいです。針ズレを気にするのなら派生構造のフライバッククロノグラフなどを使うと良いでしょう。一度ストップさせずにそのままリセットしても、針ズレがおこらないので便利です。

 

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